会社法の基礎の基礎

法人格をもつ会社は、生きている人同様、権利を有し、義務を負うことができるのです。

新株予約権

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新株予約権

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新株予約権とは株式会社に対して行使することで、その会社の株式の交付を受けることができる権利です。

つまり、新株予約権者は会社に対して権利行使したら、株式を取得することができ、会社は株式の交付義務を負うという債権です。

新株予約権を取得した時点ではまだ株式は取得していません。

そこで、配当などの株主の利益を受けることができません。

その予約権を行使して所定の払い込みを完了して、はじめて株主となります。

新株予約権が発行された場合、会社は新株予約権の権利行使がなされた段階で、新株予約権者に対して新株を発行し、またはこれに代えて会社の有する自己株式を移転する義務を負います。

1個の新株予約権に複数の株式を割り当てることも可能です。

たとえば、1個の新株予約権に100株の株式を割り当てることもできます。

そこで、発行決議では、新株予約権をいくつ発行するのか、またそれによって株式はいくつ発行するのか、それぞれの数を定めます。

払い込みがされるタイミングも、新株予約権を発行する時点と、新株予約権を行使する時点が考えられます。

新株予約権の行使で1株に満たない端数が生じる場合や、新株予約権付社債の行使に際して償還金の一部を払込みにあてない場合の処理については、原則として端数等に相当する価額を金銭で償還します。

その価額を償還しない取り扱いも可能です。

しかし、そのためには、事前にその旨を定めておかなくてはなりません。


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